読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Aリーグ開幕!!

初めまして!

シドニー在住雄大です。

 

これから定期的に

オーストラリアのプロサッカーリーグ(Aリーグ)の

ウェスタンシドニーワンダラーズ(以下WSW)の

試合を中心に

観戦レポートをしていこうと思います。

1回目は

10月8日に行われた

Aリーグ開幕戦のシドニーダービー

f:id:lifeonmarsfield:20161015193011j:plain

 

開幕戦+ダービーということで約6万人以上が集結。

赤と黒のユニフォームがWSW。

青を基調としたシドニーFCは

かつてデルピエロもプレーしたクラブです。

 

 

<結果> 

 

-WSW 0 – 4 SYDNEY FC

 

<前半>

 

両チームとも4-2-3-1を基本の布陣として臨んできました。

 

前半は拮抗した展開ながらややシドニーFCペースといったところ。

WSWは今期からゴールキックを大きく蹴り出さず、

DFラインから繋ぎながらのビルドアップにトライしています。

が、プレシーズンからかなり不安定で

開幕前のカップ戦で地域リーグのチームと対戦した時も

勝ちはしましたがDF陣はミスが多く

いくつか危ういシーンを作られていました。

当然それ以降の対戦相手はそこをスカウティング済みで

次に対戦したMelbourne City は

WSWの2CB+GKに3枚でプレッシャーをかけてきて

完全にWSWを機能不全に陥れます。

前半だけで3失点+CBが退場という散々な出来でカップ戦から姿を消しました。

 

今回のシドニーFCもMelbourne City 同様、

相手は3人でWSWの2CB+GKにプレスをかけてきました。

これに対しWSWは苦し紛れに蹴る or サイドに追い込まれ、

ボールロストを繰り返し全くボールを保持できません。

これに業を煮やしたボランチの選手が2CBの間に下りてきて

ビルドアップに加わりますが、前線の選手の連動がなく

パスの出しどころがありません。

唯一ボールをキープできていたのは右ウィングで先発していた

楠神選手の個人技です。

しかし陣形の整っている相手に単独でシュートまでいくのは難しく、

右利きの選手を右で使っているため選択肢も限られてしまいます。

楠神選手がしかけるも、味方の連動した動きがないため

ファールをもらうか、後ろに下げて作り直すというシーンばかりでした。

SYDNEY FCの攻撃の質の低さに助けられ失点はしませんでしたが

単調な展開で内容に乏しい前半でした。

 

<ハーフタイム>

 

後半に向けて楠神選手を左で使って欲しいと思いました。

理由としてはボール保持率を高め

攻撃のリズムを作るためです。

右利きの楠神選手を左で使うことで、

中に切り込んでからのシュートやサイドチェンジ

もしくは中盤の選手に落として

開けたスペースをサイドバックが使う、

など連携した攻撃を促すためです。

 

 

<後半>

開始10分でWSWは立て続けに同じ形から2失点しました。

左サイドから右足であげられてクロスに対し

DF陣(5番のLSBと17番CB)が完全にボールウォッチャーとなり

背後に走り込んでいる相手を完全にフリーにしてしまいます。

今後対戦するチームも必ずこの弱点を

突いてくると思うのでコーチング やポジショニングの改善など

早急な処置が求められます。

個人的にはCBが中央を開けないような守備、

そしてボランチの選手が戻ってくるのを徹底させるべきだと思います。

 

この連続失点を受け、WSWはメンバーを交代し

ついに楠神選手を左にまわします。

これによって徐々に攻撃に流動性が生まれてきます。

左もしくは中央で楠神選手が受け、トップ下のニコルス選手と

近い距離で絡む機会が増えたました。

2人の連携からニコルスが前線に飛び出して行く事で

前半には全くなかった迫力が出てきます。

1つあったキーパーとの1対1のシーンが入っていれば

また違った展開になっていたかもしれません。

WSWの選手は小柄な選手が多いので

1トップのブルット、ニコルス、楠神が近い距離で三角形を

保ちながら連携で崩すしか活路はないように思います。

 

押し込みながら点を取れないWSWはカウンターから失点。

阻止しようと並走したCBが後ろからのタックルでレッドカード。

そのフリーキックを決められてしまいます。

この後完全に集中がきれ、もう1失点。

後半だけで4失点という最悪のダービーとなりました。

 

<総評>

正直この試合を見る限りWSWは厳しいシーズンになりそうだと思いました。

脆すぎる守備と意図の見えない行き当たりばったりな攻撃。

まだ1試合目なので、これから連携面は改善して行くと思いますが、

まずはチームとしての方向性を確立してほしい。

後方からのビルドアップに挑戦しているのは

新しい試みだと思うが、そもそも足下が巧い選手たちではないうえに

相手から集中砲火を浴び続けているので、

ここを気長に我慢するのか、さっさと諦めるのか今後注目したい。

あと、次戦はあたまから楠神選手を左(トップ下もありだと思う)で

起用して頂きたい!